
技術への情熱
ドイツのLemförde(ブレーメン近郊)で、LEMFORDERを設立。創設者Ulderupの名前から生まれたフクロウのロゴとともに、自動車産業の黎明期に鋼管製車軸とシャシー部品の製造を開始。
革新的な技術開発
1949年にゴムとメタルの接着要素の生産を開始。1950年にはAuto Union、Daimler-Benz、Opel、Volkswagenなどの主要ブランドにタイロッドの供給を開始。自動車技術の進歩とともに、安全性と快適性を向上させる革新的なサスペンション技術を開発。
画期的な特許取得
1954年にメンテナンスフリーのボールジョイントの特許を取得。プラスチック製ベアリングシェルを使用したボールとピンからなるボールジョイントにより、製品ラインナップはタイロッド、コントロールロッド、ボールジョイント、ウィッシュボーン、スタビライザーに拡大。
主要な自動車メーカーとの提携拡大
1969年にアクスルガイドベアリングの生産を開始。主要な自動車メーカーとの技術提携を締結し、量産車へのサスペンション供給を本格化。欧州自動車市場における地位を確立し、50社以上の自動車メーカーとのパートナーシップを構築。
ZF Friedrichshafen AGの一部となる
1984年にドイツの自動車部品メーカー、ZF Friedrichshafen AGによって買収。この統合により、LEMFORDERはZF Friedrichshafen AGの一部となり、その技術力と製品ラインナップをさらに強化。1986年にはBMW向け初のアルミニウム製コントロールアームの量産を開始し、軽量化技術でも先駆者となる。
革新技術の連続開発
2009年にガラス繊維強化プラスチック製コンポジットリーフスプリングアクスルの革新的軽量アクスルプロトタイプをIAAで発表。2015年にはガラス繊維強化プラスチック、ポリアミド、高強度鋼を使用した軽量ハイブリッドスタビライザーリンクを開発。持続可能な移動性の実現に向けた先進技術を提供。
参照元
LEMFORDER(ZF Friedrichshafen AG)の成長推移
ZF Friedrichshafen AGは非上場企業(93.8%がZeppelin財団、6.2%がDr. Jürgen and Irmgard Ulderup財団が所有)
LEMFORDER(ZF Friedrichshafen AG)の企業評価
ZF Friedrichshafen AGは世界第2位の自動車部品メーカーで、162の生産拠点を31カ国に展開。約168,700名(2023年)の従業員を擁する非上場企業です。
LEMFORDERの特長

- 高精度のステアリングおよびシャシーコンポーネント
LEMFORDERは、純正ステアリングおよびシャシーコンポーネントのNo.1ブランドであり、50社以上の世界中の自動車メーカーに信頼されています。 - ドイツ製の品質
部品の90%以上がドイツ国内で設計されており、Lemförde(ブレーメン近郊)の本拠地をはじめとする厳格な品質管理のもとで生産されています。 - 革新的な技術
ガラス繊維強化プラスチックや高強度鋼を使用した軽量ハイブリッドスタビライザーリンクなど、70年以上にわたる革新的な技術開発を継続しています。
- IATF 16949認証
自動車業界の最高水準の品質管理基準に準拠し、OEM品質の製品を保証します。 - 特許技術の開発
1954年のメンテナンスフリーボールジョイント特許をはじめ、独自の技術革新を継続しています。 - 独自の製造プロセス
ボールジョイントの焼入れプロセスなど、LEMFORDERだけの独自技術により、より硬く、軽く、強く、安全な部品を製造しています。
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