CORTECO（コルテコ）

1849年、Carl Johann FreudenbergとHeinrich Christian HeitzeがドイツのWeinheimで皮革事業として創業しました。これがFreudenbergグループの始まりであり、後にCORTECOブランドの母体となる会社です。

CORTECOブランドは1932年にイタリアで最初にラジアルシャフトシール用の製品商標として登録されました。これらのシールは、Freudenbergグループのパートナーによってイタリアで製造・流通されていました。

1957年、FreudenbergはMatalastikという名前でショックアブソーバーとブッシングの開発・製造により防振制御技術に参入しました。同年、イタリアのシールメーカーCorte & Cosso社とパートナーシップを結び、この提携からCorteco名が生まれました。

1970年代以降、CORTECOは高性能な合成ゴムやプラスチック素材を用いたガスケットやシールの開発を進めました。Freudenbergの技術力を背景に、世界的な自動車メーカーに高品質な製品を供給するようになりました。

1996年、CORTECOは独立アフターマーケット部門として設立されました。Freudenbergグループの一員として、世界15の拠点（アメリカ、ドイツ、イタリア、フランス、イギリス、スペイン、シンガポール、中国、インド、ブラジルなど）で事業を展開するようになりました。

現在、CORTECOはFreudenbergグループの一員として、26,000以上の製品を提供する世界的な自動車アフターマーケットサプライヤーとして確固たる地位を築いています。シーリング技術、防振制御、キャビンエアフィルターなどの分野で革新を続けています。